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城西川越中学校・城西大学付属川越高等学校

文教・教育

1971年に城西大学付属川越高等学校が創立。「個性ゆたかな文化の創造に寄与し、もって平和的な国家及び社会の形成に奉仕する人間育成」を使命とし、現在も通貫した教育理念を掲げる。1992年には城西川越中学校を併設。「広く国際的な視野を備えた人間の育成、平和な社会の形成者の育成」を目標にしている。校是は、報恩感謝。

〒350-0822 埼玉県川越市山田東町1042

ICT教育にいち早く注力した学校で
クラウド管理対応のAPが活躍

埼玉県川越市に所在する、私立男子校の城西川越中学校および城西大学付属川越高等学校(以下、城西川越中高)。“未来型の思考力やコミュニケーション能力”を伸ばすべく、日常に溶け込むICTを目指して教科指導を行っている。そんな本校が、クラウド型ネットワーク管理サービス『Nuclias Cloud』に対応するアクセスポイント『DBA-2520P』を導入した。その経緯を本校の先生方と、DBA-2520Pを提案したリバイズ株式会社の方々に伺ってみた。

<POINT>

  1. 本館の各教室に1基ずつDBA-2520Pを導入

  2. Nuclias Cloudで遠隔地からでも状況確認が可能

  3. Wi-Fiアクセス集中時でもスムーズに授業開始

▲『DBA-2520P』はクラウド型ネットワーク管理サービス『Nuclias Cloud』に対応する、Wi-Fi 5(IEEE802.11ac Wave2)無線アクセスポイント。送受信アンテナを各3本内蔵した3ストリーム対応製品で、通信速度は理論値で最大1300Mbpsを有する。教育機関における1人1台のデジタルデバイス環境をはじめ、病院や民間企業、公衆無線LANでの利用など、幅広いシーンで利用可能。『Nuclias Cloud』のWebダッシュボードは日本語対応の直感的なGUIで、無線/有線LANの各種設定や監視などを集中管理できる。複数のSSID登録やチャネル自動調整、VLANなど、法人で利用されるさまざまな機能にも対応。また、外部Radiusサーバと連携した802.1x認証やMACアドレスフィルタリング、無線折り返し通信禁止など、セキュリティ機能も充実している。

生徒の学びを止めないために
Wi-Fi は信頼できる企業に託したい

城西川越中高は、新館と本館で学舎が分かれている。従来からWi-Fiが利用されていた新館に次いで、今回本館にD-LinkのNuclias Cloud対応無線アクセスポイントDBA-2520Pが導入された。本館内のどこからでもWi-Fiにつながるよう、各教室に1基ずつDBA-2520Pが設置されている。本案件を担当したリバイズ株式会社 技術部リーダーの青地一浩氏は、DBA-2520P を提案した理由をこう話す。

「まず授業での使用に耐えうるスペックを備えていること。次にクラウド管理できることが条件でした。クラウド上から管理できると、障害発生時に学校と当社のどちらからでも状況確認が行えるので便利なんです。例えば当社がクラウド上から障害の原因究明をして、学校の先生方に機器の交換を依頼することもできます。Webダッシュボードの見やすさも評価できる点で、ネットワークに詳しくない学校の先生でも理解できる易しいデザインだと考えています。そうした条件に当てはまる製品の中で、予算にもマッチしていたのがDBA-2520Pでした。学校で必要な機能はしっかり備えつつ、価格性能比も優れているんです。また、D-Linkは他社に比べてサポートが手厚い。連絡の返信が早く、それも大きな選定理由です」

学校では、先生方がネットワーク管理者を兼任することが多い。ネットワークについて明るくないが故にSI企業の選定は重要だ、と城西川越中高でネットワーク管理者を務める松岡由晃先生は話す。

「2年前にネットワーク管理者になったばかりの私に、色々なことをかみ砕いて教えてくださったのがリバイズさん。商品の提案より先に“ネットワークはどういうものなのか”といった初歩的なところから説明してもらえたんです。製品提案も非常に丁寧で、かつ対応も迅速。導入後のフォローも信頼できる会社だと思い、今回お願いしました。生徒の学びを止めないために、Wi-Fiは信頼できる企業と製品に託したいと考えています」

城西川越中学校
城西大学付属川越高等学校
英語 教諭
松岡由晃先生

▲城西川越中高の本館には、すべての教室にアクセスポイントDBA-2520Pが1基ずつ設置されている。
写真の教室では廊下側の高い位置にマウントされていた

タブレット150台の動画視聴もクリア
ストレス無くWi-Fiが使用できている

2019 年12月に文部科学省が発足したGIGA スクール構想により、教育の場におけるICT は急速な進化を遂げた。城西川越中高は8 年前にはタブレット40台を用意する“ICT 教室” を設けるなど、いち早くICT 教育に注力してきた。 現在、ICT の強化を牽引しているのが、城西川越中学の教頭を務める田口智一先生。その契機を田口先生が語ってくれた。

「私がICT について意識を高く持つようになったのは約8年前。1 ヶ月半のターム留学先である、オーストラリアの学校に同行したことがきっかけになりました。そこでは校内のどこからでもWi-Fi につながる環境になっていて、教科書やテキスト、学校からの連絡など、すべてがタブレットを通して行われていたんです。我々は最初にタブレットを渡されて、それ以外は何も使わなかった。当時、日本の学校ではICT がそこまで進んでいませんでしたが、本校もこうなるべきだと強く思ったんです」

授業でのWi-Fi 活用は2022 年4月からを予定している。タブレット150 台で同時に動画を視聴する実地試験もクリアし、その準備は万全だ。先生方からも「ストレス無くWi-Fi が使えている」とご好評をいただいている。田口先生がその喜びを口にする。
 
「校内にWi-Fi を行き届かせることは、個人的にずっと描いていた目標だったので、実現できてうれしいです。これからはプログラミングの授業も始まりますから、いずれは生徒からの提出物もデータでやり取りしたいと考えています。ICT の充実によって授業は変化していきますが、学びの本質が変わることはありません。紙やペンが、デジタル端末に代わるというだけです。デジタル端末と共に安定したWi-Fi も必須ですから、期待しています」

▲校門付近での一枚。左端から城西川越中高で教鞭をとる伊藤一雄先生、梅川祥之先生、田口智一教頭先生、松岡由晃先生。
続いてリバイズ株式会社の技術部リーダー青地一浩氏、アカウントエンジニアの橋本明寿香氏と尾野村匠氏

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